おとうさんの育児参加

子育てって、本当に大変。
いつもと同じように見える日常生活でも、赤ちゃんと一緒だと日々いろんな事が起こりますよね。それに家事は毎日毎日ついてきます。
ママの仕事は365日お休みなしです。
一人で抱え込もうとせずに、周りの人に協力を求めることも必要です。
そんな時、一番協力して欲しいのはやっぱりパパですよね。

パパに協力を求めるには、頭ごなしに否定的に言うのではなく、「お願い」という形で言ってみると良いと思います。
頼りにしているんだ〜、という感じで丁寧に言ってみてください。
(なかなか難しいですが・・・。)
パパは、案外、ママの大変さに気づいていないものです。
ママは大変そうだけど、自分は何をしたら良いか分からない、というパパの声もあります。
ママの気持ちを素直に、まっすぐに伝えることが一番です。

パパにしてほしい事って何でしょう。
おむつ替えをしたり、子供と遊んでもらったり、時には洗濯、食器洗い・・・。
考えるときりがありませんが、パパに一番してほしい事って、自分の日々の大変さに共感してもらう事じゃありませんか?
自分が辛い時、じっくり話を聞いて労ってくれる、それだけでもとっても嬉しいですよね。
それにはやっぱり、自分の気持ちをそのまま伝える事が大切です。
感情的にならずに、じっくり丁寧に・・・・。
ママの大変さがパパに伝われば、こちらが何も言わなくても自然とパパがお手伝いしてくれる回数も増えてきます。

私は3人の息子がいますが、最初の子の時はパパとケンカばかりでした。
その頃はいつも頭ごなしに否定的に、パパと話していたように思います。
パパの頑張りも認めながら、ゆっくりと自分の気持ちを伝えることが一番ですね。
なかなか難しいですが、頑張ってみてくださいね。

乳児の突発性発疹

発熱を伴う赤ちゃんの病気で多くみられるのが突発性発疹です。
初めて聞く人は、「何の病気?」って思ってしまいますよね。
生後6ヶ月〜1才くらいまでに90%の赤ちゃんがかかるといわれています。

初めての発熱が突発性発疹だったという赤ちゃんも少なくありません。
子育て中のママにとって、赤ちゃんの発熱はこわいものですよね。
突発性発疹とはどんな病気なのでしょう。

発熱は突然です。咳や鼻水もなく元気だった赤ちゃんが急に発熱し、高熱が3〜4日続きます。
その後、熱が下がると同時に、おなかや背中に赤い発疹が出て全身に広がります。
発疹は2、3日目立ちますが、だんだん薄くなっていきます。
かゆみは少ないようですが、たまにかゆがる赤ちゃんもいるようです。

この病気は、発疹が出てからでないと突発性発疹だと分かりません。
だから最初は「普通の風邪?」と思ってしまいます。
原因はヒトヘルペスウィルス6型と7型で、感染力は強くありません。
潜伏期間は平均10日と考えられています。

発熱中は水分補給に気をつけてあげましょう。
高熱でも比較的機嫌が良いことが多いので、そんなに心配するような事はないと思いますが、熱性けいれんや、下痢を伴うことがあるので気をつけてあげてください。

私の息子達は、この病気にかかった時、とても機嫌が悪くなったように思います。
高熱時よりも、熱が下がり始めたあたりからぐずぐずでした。
周りにも同じような事を話している人もいましたが、これも個人差があるようです。

赤ちゃんの90%がかかる病気なんて、すごい確立ですよね。
1歳未満に突然発熱した場合、この病気の事も頭にいれ、落ち着いた対応ができるようにしておくと良いですね。

乳児とお風呂

子育て初心者のママにとって、赤ちゃんをお風呂に入れてあげることは大変なお仕事ですよね。2人目、3人目のママにとっても、お風呂ってやっぱり大変です。

赤ちゃんのお風呂は通常ベビーバスで行いますね。
ママは産後1ヶ月間シャワーのみである場合が多いですし、赤ちゃんの衛生面からもベビーバスが良いとされています。
私の知り合いには、洗面台をベビーバス代わりに使っている人がいました。
ある程度の大きさで、清潔にしてある洗面台ならば、それもOKですね。

1ヶ月をすぎた後はお風呂でもベビーバスでも、自分のやりやすい方で良いです。
お風呂にする場合は、衛生面から考えて、できるだけ一番風呂に入れてあげてくださいね。お風呂の方が、赤ちゃんを体で支えられるのでやりやすいって人が多いです。

が、お風呂の場合、湯上りが大変ですね。もう1人、協力者がいてくれれば良いですが、自分も裸で赤ちゃんのお世話をするのは大変です。

協力者がいない場合、バスローブを使うと良いです。
私の行っていた方法ですが、洗面所にクーハンを置いて中にタオルをしいておきます。洗面所が広ければ、ベビーラックなどでも良いですね。逆にせまければ、バスタオル1枚しいておくだけでも良いです。
赤ちゃんの着替えは、肌着、洋服とすぐに着せられるように重ねておき、新しいおむつも忘れずに用意しておきます。
お風呂が終わったら、赤ちゃんにとりあえずバスタオルをくるませ、自分はバスローブをさっとはおります。
バスローブをはおれば、自分の体で赤ちゃんが濡れてしまうこともないし、冬場など、自分が冷えてしまうこともありません。

バスローブには子供用もあります。
2人目、3人目の赤ちゃんの時は、上の子供が湯上りに濡れているのも気になりますよね。そんな時、上の子にもバスローブを着せてやれば、ゆっくり赤ちゃんのお世話をすることができます。私の子供は、バスローブをとても気に入っていました。大人になったような気分になるのかな。

パパが忙しくて、なかなかお風呂までやってもらえないって方、多いですよね。
毎日の事なので大変ですが、湯冷めしないように頑張ってくださいね。

妊娠と肌荒れについて

子育て中の女性の中には、以前にはなかった肌荒れに悩まされている人って多いのではないでしょうか。

妊娠すると、女性の体は出産に向けて急激に変化していきます。
ホルモンバランスも劇的に変化して、さらに出産への緊張や不安からのストレスが加わり、肌がとても荒れやすくなります。

出産したら、肌が元通りになるのかなって思いますが、産後すぐもまた、肌荒れしやすいのです。産後、約半年後にホルモンバランスは元通りになります。
しかし、その劇的な変化の影響で肌荒れしやすくなってしまうのです。
さらに産後は、赤ちゃんのお世話による疲労、睡眠不足、ストレスも加わって、肌荒れが悪化してしまう場合も多いです。

出産って、女性にしかできない、とっても素敵なお仕事ですが、デリケートな女性の体にはやっぱり大きな負担がかかっているのですね。

自分で自分の体をいたわってあげましょう。
子育てに追われる毎日で、なかなかそんな時間もとれませんが、お風呂あがりにローションやクリームを塗ってみたり、皮膚科に通ってみたりするのも良いですよ。
皮膚科では、その人に応じた薬を処方してくれます。
「赤ちゃんのお世話をしている」と伝えておくと、ステロイドなどの入っていない、やさしい薬も処方してくれます。

私は3人の息子がいますが、3人目の妊娠、出産の時にひどく肌が荒れてしまいました。3月に出産したので、妊娠中は冬場の乾燥、産後は花粉で肌荒れがさらに悪化してしまったようです。
皮膚科に行くまでは、「赤ちゃんを連れて通うのも面倒だな」って思っていたのですが、病院で処方された薬はやはり良く効きますし、先生に診てもらったことで安心感が得られたような気がします。良い先生で、いつも元気づけられて帰ってきます。

毎日頑張っている自分の体、大切にいたわってあげてくださいね。

ママ友とのつきあいについて

一緒に子供を遊ばせたり、子育ての情報交換をしたりするママ友。
赤ちゃんが産まれて大きくなってくるにつれ、ママ友とのつきあいも多くなってきますよね。
昔から親しくしている、妊娠前からの友人がママ友であれば良いのですが、出産後に親しくなったママ友の中には、やっぱり自分とは合わない?と感じてしまう人もいますよね。
ママ友とは、つかず離れずの関係が一番だと思います。子供を介して親しくなったママ友とは年齢、育ってきた環境など違うことが多いため、真の友情関係を築けないのは当然です。
無理に親しくなろうとは思わず、わりきってお付き合いしましょう。
色んな考え方の人がいるのだな、と客観的に見方を変えてお付き合いしていくと、自然と気持ちが軽くなっていきますよ。

ですが、一緒に時間を過ごすことも苦痛に感じるようになってきてしまったママ友とは、思いきって距離をおいても良いと思います。
無理をしてまで一緒にいる必要は全くありません。
「一緒にいたくなくても、子供同士は仲が良いから・・・」という心配もあるかもしれません。ですが、まだ小さな子供は誰とでも仲良くなれるものです。
ママが公園や公民館に連れ出して、2人で遊んだり、新しいお友達と遊ばせたりしてあげましょう。

子供は時期がくれば、自分で気の合うお友達を自然に作ってきます。
ママが人間関係にストレスを感じている状態より、1人でも楽しそうに、満足して穏やかに過ごしているママの方が子供は安心できますよ。

乳児の湿疹

生後2週間から半年くらいまでの赤ちゃんに起こる湿疹の多くが「乳児脂漏性湿疹」です。乳児湿疹と呼んでいる方が多いです。

多くの赤ちゃんが経験する湿疹ですが、体質や皮膚の丈夫さなどにより、症状が出やすい子とそうでない子がいます。
皮脂の分泌が多い頭や顔を中心に、赤いポツポツができて、カサカサしたり、かさぶたのような物ができたりします。
初めての赤ちゃんの時は、びっくりするかもしれませんが、大丈夫です。
ひどくても、1年くらいで治ってしまう病気です。

お手入れ方法は、清潔にしてあげることが一番です。
お風呂では石鹸で丁寧に洗ってやり、しっかりすすいだ後、病院で処方された塗り薬を塗ります。かさぶたのような物は取ってしまいたくなりますが、取ってやれば早く治る、というわけではありません。自然に取れるまで待ちましょう。
どうしても気になってしまう、というのであれば、ベビーオイルを付けた後、蒸しタオルなどをして湿疹を柔らかくしてから、シャワーなどで洗い流してやります。

ひどくなってくると、ジュクジュクして膿んでくる場合があります。
この場合はすぐに病院を受診してください。
抗生剤入りの薬を使って治します。
抗生剤と聞いて抵抗を感じるかもしれませんが、大量に使ったり、長期間使ったりする事を避ければ問題のない薬です。

乳児湿疹は見た目にも目立つので、周囲から色々言われたりする事もあり、子育て中のママとしてはやっぱり気になってしまいますよね。でもそれも一時のこと。
きちんとしたケアをして赤ちゃんを優しく見守ってやりましょう。

定期予防接種について

子育て中のママにとって子供の健康ってとっても大事ですよね。
その健康を守るために大切な事に予防接種があります。
現在予防接種は、義務ではなく、受けるように努めなければならない「勧奨接種」です。ですがやはり、子供の健康を考えるとしっかり受けておく方が良いと思います。

赤ちゃんや子供が受ける予防接種には、定期予防接種と任意予防接種の2種類あります。
定期予防接種は、一定の年齢になったら受けることが望ましいと定められた予防接種です。感染力が強い病気、三種混合(ジフテリア、百日ぜき、破傷風)、BCG、ポリオ、はしか、風疹が対象です。

そして定期予防接種には、集団接種と個別接種があります。
集団接種は市区町村などが決めた日時に、市役所や公民館、保健所などで大勢の赤ちゃんと一緒に行う予防接種です。

個別接種は、定められた中で好きな病院を選び、それぞれが都合の良い時に病院に行って受ける予防接種です。

集団接種を優先して、個別接種を組み入れ、大まかな接種スケジュールを考えましょう。
でも、予定通りにいかなくてもあせる必要はありません。
子供の体調は急に変わりやすく、予定通りに進まなくて当然です。
接種が定められている期間はたいてい7歳半までですから、しっかり猶予はあります。

ただ、BCGは無料期間が生後6ヶ月までとされているので、注意が必要です。
それ以降は任意接種になり、有料になります。
この場合、病院によって接種料金が違いますので、確認してみてください。
実際、私は子供が水疱瘡になってしまい、その後も接種のチャンスを逃して、自費接種になってしまいました。

予防接種前は、子供の体調管理に気をつけて、人が多く集まる場所はなるべく避けるなどちょっとだけ心構えをしておくと良いですね。